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スミカスミレ ネタバレ 29話(ココハナ2016年7月号)感想考察

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第29話

前回、無理に黎の部屋に押しかけていったすみれですが・・・。

スミレ「頼まれなくったってやるんです。あなたに言われた通り。」

スミレ「あつかましく生きてますからね私は!」

黎に向かって叫ぶスミレです。でも、

黎「そんな事を言った覚えはない!」

そう言うと、黎はヒョイっとスミレを抱えて、部屋の外へポイと放り投げてしまいます。

スミレ<投げることないじゃない!負けないんだから!>

仕方なく帰っていくスミレですが、スミレの闘志に火がつくのでした(笑)

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次の日の朝、お弁当を作って、また黎の部屋を訪ねて行くスミレです^^

スミレ「おはようございます!」

黎「五月蝿い(うるさい)」

うるさいってこんな字書くんですね^^;

出てきた黎に一蹴されてしまい、ドアノブにお弁当をかけて出社します。

夜、お弁当と取りに来るものの、重たいままのお弁当・・・。

スミレ<食べてないわね・・・。>

翌朝も、お弁当も作ってくるものの、やはり五月蝿いと一蹴。

なんとなく黎の顔色が悪いの気にしながら、また出社。

そして、夜取りに来るものの、またもお弁当は重たいまま。

スミレ<うん。食べてないわ・・・。>

 

翌朝、また黎の部屋へやってくるスミレ。

黎「毎朝毎朝いいかげんにしろ!」

いらついた黎が出てくるのですが、今日はスミレも趣向をこらしています。

今度はスミレが布団を注文して、業者の人と来ていたのです(笑)

スミレ「この前、寝具が見当たらず、床に寝ているのではないかと思って・・・。」

そして、麦飯にとろろ。

山芋のはさみ揚げと栄養がいっぱいなのはいいですが、

山芋ずくしのお弁当を渡して、出社するのでした(笑)

 

黎が帰ってくると、部屋の前でスミレが膝を抱えて寝ています。

最近、毎朝早くから栄養満点のお弁当を作り、この日は北海道への日帰り出張までこなし、疲れてしまったようです。

 

黎は無視して部屋の中へ。

でも、外は雨が降り始めます。

さすがに、黎もスミレに声をかけます!

黎「おい!雨だ!いつまで寝てるんだ!早く帰・・・。」

スミレを叩き起こそうとしますが、足元に何か箱があるのに気が付きます!

 

箱を開けるとグチャグチャのケーキが入っています。

昔、スミレがグチャグチャのケーキを作った記憶が蘇る黎。

(回想)

スミレ「ダメです、ダメです!」

スミレ「洋菓子はむずかしくて・・・。」

そう言って、スミレがシュンとしていた顔が思い浮かびます。

(回想終わり)

雨に当たりようやく目を覚ますスミレ。

ケーキを見ている黎を見て、

スミレ「作ったケーキが・・・走ってきたから・・・。出張のお土産があるので!」

ケーキはやめてという感じのスミレですが、黎は

黎「いやその不格好のでいい。」

黎がバクっとケーキを食べます。

今まで何にも食べてくれなかった黎が、ひと口だけ食べてくれたのです。

黎「これでいいだろ。早く帰れ!」

そう言って、部屋入っていきます。

スミレは黎が食べたケーキを呆然としながら、見つめます。

スミレ<食べた・・・。ひと口だけど食べたわ。食べてくれた!>

 

そして、翌日からは少しずつですが、黎がお弁当を食べてくれるように^^

黎<思い出したわけじゃないと思うけど、このまま頑張れば、以前の黎にもどってくれるかもしれない。>

 

黎の会社での出来事です。

女子社員がデスクでご飯を食べていると、黎が入ってきます。

女子社員「しゃ、社長!す・・・すみません。」

女子社員「さぼってた訳じゃないんですけど・・・。」

女性は真っ青になって怯えます。しかし、ふっと微笑むと、外出することを告げて出ていきます。

女子社員「ねぇ、社長雰囲気変わったと思いません?」

他の社員「あーそういえば、雰囲気ちょっとやわらかくなったかも。」

黎のいなくなった社内で、社員たちが噂しています。

間違いなくスミレの影響ですよね^^

 

その日の夜、黎のお弁当箱を嬉しそうに見つめているスミレ。

黎が全部食べてくれているのでした。

スミレは嬉しすぎて、小走りで帰っていきます。

すると、

「すみれ!」

と声がします。

そこへ真白がやってきたのでした。

河野先輩からスミレががんばっているのを聞いて、やってきたようです。

真白にラーメン屋さんへ誘われ、黎の近況などを伝えるスミレ。

美味しいラーメンを食べてスミレも元気が出ます。

スミレ<あともう少しで昔の事を思い出してくれるかもしれない。>

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いつも通りスミレは朝お弁当を届けます。

その夜、スミレがお弁当箱を取りに来ると、なぜか部屋のドアが開いています・・・。

中に、入るとボロボロに部屋が荒らされた跡が・・・。

スミレ「黎!」

ダッと外へ走っていくスミレ。必死に辺りを探し回ります。

 

すると、路地裏で腹を抱えて倒れている黎を見つけるスミレ!

黎「・・・何しに来た」

冷たくスミレをあしらおうとする黎。手で抑えたお腹から、血が滲んでいます。

スミレは真っ青になって救急車を呼ぼうとしますが、黎が電話させてくれません。

それならと、自分の部屋に運んで治療しようとしますが・・・

黎の体をスミレでは抱えることができません。

スミレ<・・・どうしよう>

ハッと真白の顔が思い浮かぶスミレ。

真白に来てもらい、部屋へ運んでもらいます。

スミレ「黎!しっかりして!」

血が出ている腹にタオルを当て心配するスミレ。

すると、黎の肌けたシャツから肩の所に黒い影が見えます!

その影が浮き上がってくるのでした・・・・。

 

今回はここで終わりです。

スミレすご過ぎです!おばあちゃんパワーですね!

でも、こんな感じで接していたら、誰かいい人いたでしょうにね(笑)

今度は黒い影が何なのか気になりますね^^;

——-スミカスミレ ネタバレ 30話(ココハナ2016年8月号)感想考察へ続く——

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