「乙女椿は笑わない」ネタバレ32話 高橋みつば(ココハナ5月号2022)あらすじ・感想・考察
彩芽と敦彦がラウンジから出て行き、湊は椿と斗真に指示を出します。
「今 ラウンジを出た。ふたりで部屋に入るところを動画に録ってくれ」
ふたりはドキドキしながら、彩芽たちを待ちます。彩芽と廊下でキスをかわす相手は・・
椿<あれ湊さんの 父親だ>
次の日。
彩芽はいつも通りに出勤し、椿に挨拶をします。洗顔中の椿は背後から気配を感じ・・するとそこに竹子と加代ががやってきました。
竹子が加代に用事を尋ねると・・
加代「彩芽さんは?湊さんと斗真さんが、朝食が終わったら養子の皆さんのお屋敷に来てほしいそうです」
彩芽が出向くと、あの時拾った髪飾りを見せられます。「あなたのものですよね?」と聞かれますが、自分のものではないとしらをきる彩芽。自分のものは無くしてしまった・・と言うのです。
この髪飾りは敦彦の懇意にしているジュエリーショップの品物だと聞かされると・・
彩芽「そうなんですね。私のはもっと安物です」
そう言い切りますが。とうとう湊がホテルでの敦彦との画像を見せます。
湊「正直に話して頂ければ、竹子さんへの報告は考えます。敦彦氏に頼まれて、椿さんに何らかの危害を加えようとしていましたか?」
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彩芽は足を組だし、態度を一変し
彩芽「いいえ、あの人はそんなこと頼まないわ。私が勝手に嫌がらせしたの。そしたら敦彦さんが喜ぶかしらって」
敦彦は椿を嫌っている・・週刊誌の件で随分コケにされたって・・彩芽はそう話します。
斗真「あの記事は全て事実だよ。それに百合子さんと敦彦さんの結婚が政略的だったことは既に知れ渡っていた。・・・・百合子さんはショックだろうね。もう何年もあなたを家族のように信頼してきたのに」
彩芽「奥様はとても純粋な方から、色々やりやすかったわ」
湊「いつ頃から愛人関係だったか知りませんが。あなたは敦彦氏に利用されているだけですよ。十中八九ね」
彩芽「あら湊さん 私は愛されてるわ。あなたのお母様とは違うの」
斗真「彩芽さん!」
彩芽「さあこんな所にいても仕方ないわ。今日で辞めますので」
あやめは髪をほどき、葛城家の屋敷を出ます。椿とすれ違いますが、何も言いません。
湊は彩芽達の写る自分のスマホを、思いっきり床に叩きつけます。もう画面はボロボロです。
メイドたちの間でも、今回の話題で持ちきり。
そんな中メイドの加代は、湊が自分のマンションに行ったっきり帰ってこないと寂しがっています。
彩芽が辞めてしまったため、人手不足ということと椿が無職ということもあり。椿は屋敷の掃除を手伝います。椿の手際の良さに竹子は驚きます。
椿<彩芽さんの事を聞いた百合子さんは、ショックだったと思うけど。その素振りは私には見せなかった。
あの画面の割れた湊さんのスマホは、斗真さんが渡しておくと言うからそのまま斗真さんに手渡した。
私も自分の父親のあんな場面を見たら、怒りを我慢できないと思う>
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斗真と椿は、頂いたおいしいさつまいもを焼き芋にしようと 焚き火で暖まり中。
煙が椿の方に吹いてきたため、斗真が椿を引き寄せます。そんな仕草にも思わずドキッとしてしまう椿。
そこに竹子がやってきて、薄着の椿に上着を渡してくれるのです。「風邪をひいたらどうするんですか」・・・竹子のそんなの様子を見て、斗真は思わず笑顔になってしまいます。みんなが椿さんのことを好きになる・・と言ってくれるのです 。
椿<さっきから私 斗真さんから目をそらせない>
ふたりはホクホクのさつまいもを食べながら、湊さんを心配します。
湊は斗真にも本音を言わず・・・しばらく一人の時間が欲しいようです。
斗真と椿も心配をしていますが・・・なかなか本人には会えそうにありません。そんな中、椿のスマホに湊から連絡が!
「会いたい 来てもらえませんか」
椿は斗真にスマホを見せ
「私 湊さんの所へ行ってきます」
椿が湊のもとへ向かう中・・・斗真は部下の桜井マンションへ。さっきの焼き芋を持ってきたと言いますが。そんな斗真に桜井は、何かあったのかな・・と思うのです。
椿は湊のマンションに着き、入り口でみさとさんから頼まれた好物のお重や、加代さんから頼まれた入浴剤やアロマキャンドルなど説明をしている途中・・・湊が椿に抱きつきます。
椿「え ちょっ 湊さん、ちょっと 」
湊は憔悴しきっているようですね~湊の心の傷を癒せるのは椿なんでしょうが、斗真への想いに気づき始めていますよね。この三角関係、ますます目が離せません!
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