「乙女椿は笑わない」ネタバレ12話 高橋みつば(ココハナ2月号2020)あらすじ・感想・考察
モカに話をしに行った椿。モカは「須藤とちゃんと別れ話がしたいだけなんです」そう言います。
モカ「メールで婚約はなかったことにしてくれって。それだけ送ってきて。何を聞いても答えてくれなくて。
会いに行っても会ってももらえなくて。このままだと自分にどこか悪いとこがあったのかなって。ずっと考えていつまでも答えが出なくて・・」
椿「私が口を挟むのはおかしいかもしれないけど・・・須藤さんは・・多分自分の事業のためには・・モカさんには何の落ち度もないと思います。
モカ「そんなことは本人に聞かないとわからない。ただ私に飽きただけかもしれない。こうやってね、いつまでも考えちゃうの。
3年も付き合ってたんだから、会ってちゃんと別れ話をして・・私の次の人生を始めたいの」
そしてモカは、須藤に殴りかかったのです。
冷静さが保てないモカを、誰かに見られるとまずい・・と湊はご夫人達の相手を始めます。
そしてモカはくしゃくしゃにした、マンションの権利書を投げ捨て 須藤に返すのです。
須藤「・・俺にはそんなことしかできないから・・俺はもう君にはふさわしくないから。新居のために用意した、あのマンションは君がもらってくれ。君に新しい恋人が出来て幸せになるの、俺はどこかで見守ってるから」
モカ「はいはい。かっこいい良い人の俺で終わりたいんだね。いーやそれ全然かっこよくないから!
小心者のくせにカッコつけて、いい人ぶって別れるって。最後ぐらい自分の本音のみっともないとか見せてみろってんだよ!このオッサン!」
モカはハンドバッグをぶんぶんと振り回し、須藤を追いかけます。思わず椿の後ろに隠れてしまいます。椿が間に入ろうとしますが・・・椿はハイヒールによろけてしまい、そして須藤の足に引っかかります。勢いでそのまま船上から、海の中へ落ちてしまったのです。
「椿さん!!」須藤もモカも、顔が真っ青・・大慌てです。
海の中に落ちてしまった椿は、沈みとても苦しくなってきました。
スポンサーリンク
スタッフとして潜入した斗真に、一度デッキを確認するようにと湊が指示します。
海の中で苦しみもがく椿の目の前に・・・・・とっさに現れたのは斗真でした。
急いで海上まで引き上げますが、椿は意識がありません。斗真は人工呼吸を始めます。すぐに椿は、意識を取り戻しました。
須藤・モカ「本当に 申し訳ありませんでした」
椿「いえもう この通り無事なので」
斗真の顔を見ると、うっすらと人工呼吸のキスを思い出してしまいました。
そして最後に、須藤を派手に振るという計画をどうするか・・と湊。
斗真「無理だろう。あんな目にあったんだ。椿さんを休ませないと」
湊「・・・うん。ただ従業員に口止めはしたが、椿さんが海に落ちたことを竹子さんが知ってしまった場合・・須藤さん あなたの事業は絶望的です。椿さんは竹子さんの大事な孫娘ですから」
モカ「待ってください。私が悪いんです」
須藤「いえ私が!その時はすべて正直に話して謝罪します」
椿「謝罪なんてしなくていいんです!だいたいあの人を祖母だなんて思ってないから。私のせいであなた方の人生が変わってたまるか!
モカさん!私のベタベタだから。今着てるそのドレス貸して!」
そして計画は実行通り進むのです。須藤はできるだけ心のこもったように、椿にプロポーズをします。
椿「しつこいなぁ。さっきひっぱたいたのに、まだそんなこと言うんだ。私 成金で趣味の悪い男はお断り!二度と顔を見せないで」
須藤<・・・ありがとう 椿さん・・・>
スポンサーリンク
椿は捻った足がズキズキと痛みますが・・・出口までは気づかれないように・・と気を張ります。
すると湊がそっと、椿を抱きかかえるのです。
そんな姿を見てご夫人たち「ちょっと湊さん、あなた何やってるの?」
湊「彼女は 私の大切な人なので」
夫人たち「まあ どういうこと!?」
扉が閉まり・・・「あんなこと言っちゃって大丈夫なんですか?」と椿は驚きます。
湊「本当のことだから」
椿<・・敬語じゃない・・跡取りのためにってこと・・?>
椿が足を捻挫したと聞いて、斗真も急いで車にやってきました。椿の足はとても腫れています。斗真が車を運転をします。
モカは須藤が送っていくとの事・・もしかしてよりを戻すのか?そうだといいな・・と椿。
カーブを曲がった際、斗真の荷物からモカの DVD が出てきたのです。乗船の時にモカがロ斗真にくれたものでした。
椿はモカの DVDを眺めながら、なんだか疲れてしまい・・・「着くまで寝てていいですか?」とウトウト・・・
斗真「・・おや?椿さん。よからぬ誤解をしてない?」
椿は眠りにつく間、ゆらゆらチクチク・・<なんだろう。胸が落ち着かない >
椿の心の痛みの正体は一体なんでしょうか??とりあえずは須藤を派手に振る計画は無事に終わってひと安心でしょうね・・椿には少しの間、ゆっくりと休んでほしいものです。次回もお楽しみに~