俺物語!!第三巻 あらすじ・ネタバレと考察 3
ピクニックに出かけて、遭難中の猛男と大和。ケータイもつながらず街まで出るために山道を進みますが、日が暮れて野宿になりました。大和は猛男と過ごす初めての夜にドキドキしております。そんな大和を見て猛男は
<きっと大和は不安がっている。大和を守らなければ!>と意気込んで夜を迎えました。
猛男が大和のほっぺに手を持っていきました。真っ赤になる大和でしたが、猛男が言ったのは「蚊だ」
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ですよね~だって猛男には下心なんて今はありませんもの。とにかく大和を無事に守って、家まで無事に届けることで頭がいっぱいです。だから、絶対に蚊でさえも大和に食わせないぞ!と大和に寄ってくる蚊の退治も必死です。まだケータイは圏外のままです。
そして大和の母が大和の帰りが遅いので、心配して大和の友達のケータイに連絡をします。
大和の友「凛子(大和の名前)が帰ってこない?一緒にいないかって?」
その時大和の友達が5人集まっておりました。全員が<デートから帰らない=お泊まり♡>と頭をよぎります。そりゃそうですよ!お年頃ですから!大和を助けるために嘘をつきます。
大和の友「いまっす!!凛子は私の家にいます!!他の友達も一緒です!!今は・・えっとお風呂です!!安心して下さい。みんなも今日泊まるんで!!」
友達も興奮してますよね(笑)友情の嘘ですね~大和の母と電話を終了するとものすごい盛り上がりです。
大和の友「ちょっと凛子ーーー凛子にでんわ でんわ~アリバイ作っといたよって」
ケータイは繋がらないのでメールをする友達です。この後しばらく興奮状態でしょうね~楽しそうです(笑)
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一方、猛男の家では・・相変わらず父が母の体を心配しているんですが、母は「大丈夫だよ」の一言です。父は猛男の帰りが遅いなと言うのですが、母は全く心配なんぞしておりません。その頃スナは本を読み終えてあくびをひとつ。誰も猛男と大和の帰りを心配する人はいないんですよね~。
野宿になり、残りのお弁当を食べる猛男と大和。真っ暗の中、大和が言います。
大和「たけおくん 手 つないでいい?」
「おう!」と猛男が手をギュッとします。<大和は不安なんだな>とここでも勘違い中。とそこで、暗闇の中からキラっと何かが光ります。と同時に何かが猛突進です。なんと、イノシシです。猛男が正面から受け止めて放り投げます。一瞬の出来事に大和はびっくりです。
猛男「大丈夫だ ただのイノシシだ」
こんな戦い、猛男じゃなければ勝てませんよね(笑)猛男ならたとえ熊でも守ってくれますね~そして猛男は、大和を抱きしめます。大和は真っ赤で倒れてしまいそうです。そして、月が明るくなり、周りが少し見えるようになりました。二人はやっと横になり、空を見上げます。ドキドキしながら、猛男の横にゴロンとする大和。まるでプラネタリウムのような星空が広がっており、ふたりとも幸せそうな笑顔になりました。まだまだ夜は続きます。