素敵な彼氏 ネタバレ 54話(別マ10月号2020)最新話・あらすじ・ 感想・考察(河原和音作品)
ついに明日は卒業式。桐山くんとテレビ電話中のののか。
カウントダウン以外にやりたいことがないというののかに「ネクタイとかボタンとかいる?」と優しく聞いてくれるのです。
ののか「よく思いつくね~」
桐山「ははは 先輩たち交換したりしてただろ。カウントダウン以外見てねえんだな、ほんとに。
ボタン 外し方わかんないし、もうブレザーこともらって」
ののか<学校でネクタイとブレザー抱えて歩いてたら、なんか私桐山くん襲ったみたいじゃない?>
テレビ電話中のののかは、思わず赤くなってしまいます。
そして卒業式。
色々な思い出を思い返し、学校の前で桐山くんと出会います。二人は大学も一緒。自宅からの生活なのでそれほど変化はありません。
ののか<今日は卒業式だけど、桐山くんともずっとこれからもいるから。終わるような感じもしないって言うか
制服の桐山くん見られるの、今日で最後なんだ。めっちゃ見とこ。焼き付けとこ>
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そして木名瀬やエリハの名前が呼ばれると<もうあんまり会えなくなるかも・・>急にそう思い始め、涙がこみ上げてくるののか。
卒業式も森終わりますが、クラスのみんなはなかなか帰りません。桐山くんと帰ろうとするののかにエリハと真太郎が声をかけます。そして木名瀬も誘い、5人でフードコートで卒アルを見ることに。
桐山くんの写真は少ないですが・・<この時はまだ彼氏じゃなかった。この時はもう彼氏だった>そんなことを思いながら幸せそうなののか。
そして桐山くんからブレザーとネクタイをもらい、エリハたちもブレザーを交換します。
エリハも木名瀬も新しい生活に向かい、出発の日はなんと28日!同じ日だと言います。飛行機で向かうエリハと、JR で向かう木名瀬。しかも時間は1時間しか違いません。それでもののかは二人を見送りたいと意気込みます!
3人と別れ
ののか<卒業しちゃった。楽しかったな 高校>
すると桐山くんが、一緒に見送りに来てくれるというのです 。
「ののかの当日の計画、どう考えてもギリギリすぎると思うんだよな。どこかで遅れたらアウトだろ。サポートが必要じゃね?」
こっちにしかない物を差し入れしようと悩むののかをかわいく思う桐山。思わずののかにキスをします。
<高校最後の思い出に 抱きついとこ>
家に帰ってゆっくりと卒アルを見返すののか。
<ゆいは神田くんに告白したのかな。今日の感じだと思ったっぽいよね。エリハと真太郎くん遠恋かな。また壊れたら力になりたいなーなれるかなーいろいろあったよね。
エリハって桐山くんの元カノの時期あって・・
ゆいは桐山くんのこと好きな時期あって・・
濃くない!?桐山くん成分が!?何なの桐山くん!!
でも二人とも好きだな。友達って何がきっかけで、どうやって仲良くなるのかわからないよね>
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そして見送り当日。先に木名瀬のもとへ向かいます。駅のホームはどこも混み合っていて・・なんとか一つ空いたベンチを桐山くんが確保してくれます。「二人でゆっくりして」と桐山くんは気を使ってくれたのです。
ののかはずっと気になっていたことを聞きます。「ゆい 神田くんに告白はしたの?」
木名瀬は真っ赤になり・・「告・・白・・した・・」と言います。
すぐに返事を聞きたいののかですが・・・木名瀬はなかなか答えにたどり着きません。
木名瀬「神田に「好きだと思ってる」って言ったの・・・そしたら神田、全然知らなかったって。
でー私のことは友達としていいやつだと思ってるんだって・・でー「かわいいなー」とも思ってくれてたんだって・・それ聞いただけでも・・告白してよかったって思った・・」
ののか<話が先に進まない!!>
木名瀬「・・で・・付き合ってみようってことになりました」
ののかは自分のことのように嬉しくなります!!木名瀬を思い切り抱きしめます 。
「うれしい~!!」
木名瀬「前にも・・こんなふうにののかにぎゅってされたことあったね・・ごめんねののかのこと裏切って・・ごめんね・・
私すごいひどいことしたのに・・見送りに来てくれてありがとう・・友達でいてくれてありがとう・・」
ののか<どんなに・・ハッピーエンドで終わったとしても、やられたことは忘れないけど。やったほうも忘れないよね、いつまでも>
「ねぇ私は許してるよ!!」
ののかは木名瀬の頬を、ぎゅっと包み込みます。
ののか<この話をする時は、もしかしたらずっとぎこちないかもだけど。でも・・笑い話になったらいいな。ゆいとずっと先の未来でそうなったらいい>
そして時間は迫り、電車に乗り込む木名瀬を見送ります。
木名瀬「二人やっぱり素敵だよ。私も神田といつか・・ののかと桐山くんみたいになれるかな?」
桐山「ならなくていいんじゃね?人それぞれだからな。神田と木名瀬さんはいい感じだよ」
そして涙、涙のふたりは別れます。そんな感情に浸っている時間もなく・・・次は急いでエリハの飛行場へと向かいます。
なんと雪で飛行機が30分遅れているといいます。雪ナイス!!
エリハは相変わらずののかに対してもクールです。
「いちいち別に送ってもらわなくても一人でできるし。だからののかも来ることなかったのに。私そんなに寂しがりじゃないし」
ののか「え~?ほんとに~?エリハ時々言う通りじゃないからな。サバサバ系目指していた時みたいにー本当は寂しがりだったりしなーい?」
エリハ「ののかも図々しく言うようになったね・・」
ののか「だってもう3年一緒にいるし~」
エリハ「・・ののかみたいな友達ができると思わなかったな。
中学の友達とかもうメールもしないし、高校ではクラス変わったら毎日遊んでた子とも遊ばなくなったし。離れたら友達ってね~・・」
ののか「エリハが寂しいこと言う~!!」
桐山「そんなもんじゃね?」
ののか「桐山くんまで~!!」
エリハ「でもののかと私 一生友達な気がするな・・
直也がらみで友達になったわけだけど・・直也と別れても友達でいよーね」
ののか「ひどい!!別れないし!!」「冗談じゃん」「冗談でもやめて!!」
そして搭乗口へと向かうエリハ。
ののか「エリハー!私もだよー!!ずっと友達でいるつもりだよー!!」
ののかは涙が溢れてきてしまいます。
笑顔で旅立つエリハ。でも飛行機の中では涙が止まりません。
<一生のお別れでもないのに 涙が止まらないのなんでだろう。
友達になった。楽しかったな。寂しいな。
また会おうね 絶対>
「桐山くんがいてくれてよかった」と改めて言葉にするののか。
「もしかして私のこと慰めるために、今日一緒に来てくれた!?」
桐山「ははは そういうわけでもねーよ。ののか泣くんじゃねえかなとは思ってたけど。俺が行きたかっただけだよ」
ののか<桐山くんのこういう言い方 変わらないね>
「一緒に帰ろう」
いろんな高校生活がありましたが、新しい旅立ちへの出発!!これからの新しい未来にが楽しみですね!!しかも!!来月最終回のようです!!クライマックスをお楽しみに~!