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椎名軽穂 新連載「突風とビート」6話 別マ 2024 11月号あらすじ・ネタバレ・考察・感想

椎名軽穂 新連載「突風とビート」6話 別マ 2024 11月号あらすじ・ネタバレ・考察・感想

ネモ「そんな この世に何の未練もなさそうな顔して死ぬ とか言わないで!!」

ニケ「・・・顔?! 辛いものが好きそうで 未練がなさそうな顔っ・・・?」

 

ネモ「 僕はニケさんが っ!・・いつか・・取り殺されちゃうんじゃないかって・・・・心配だったんだよ〜〜〜〜〜〜!!!」

 そう言って泣き出すネモ。ニケがポンポンと肩を叩きます。

 

ニケ「 分かった。 もう死ぬとか言わないよ」

 

ネモ「・・・・ ニケさん もう1つお願いがあるんだけど、いいかな?」

ニケ「 いいよ」

 

ネモ「僕が言いたいのは 安請け合いしないで欲しいってことなんだ。

 ニケさんはなぜか強い 許可制を持っている。だから ニケさんさえ許可しなければ多分 、霊と接していても大抵のことは大丈夫なんじゃないか って思うんだ」

 

ニケ「 許可制?」

ネモ「うん 見たところ、ニケさんが許可しないことに 霊は全然手出しできてないよ」

 

 そう言ってネモはあの時、おばあさんの霊に住所を教えていたら・・・ そう思うと怖いというのです。

 

ネモ「・・ 僕は・・ニケさんのことをみんなが言うように、全てを譲る人だと全然思っていないよ。

 きちんと断って、大事なものを守っているところを見ているし。

だけどそれでも ニケさんは とてもお人好しだから。その強い 許可制で受け入れてしまったら、いつか大事なものを  もしかして譲ってしまうんじゃないかって。

 あっさりいいよって渡してしまうんじゃないかって  ・・・怖いんだよ・・・」

 

ニケ<ネモの声を 言葉を 1つも こぼしたくない。 1つ残らず拾いたい>

 

ネモ「 だから・・何か頼まれたらまずは断る・・・人にむやみに親切にしない 。やたらめたら 許可しない!」

 

ニケ「 めそめそしながら めちゃくちゃなこと言うじゃん。 わかった約束する。

私から一ついい?

 ネモだけは今と変わらず、ネモの目を通した私を見ていて。

誰が何を言っても 私も私が 見たネモだけを信じるから」

 

二ケは 指切りをしようとするますが、それは無理か〜と言うと・・・ネモは「・・平気さ!!」とニケの指をガシッと掴みます。

 

ネモ「 約束だろ?!」

ニケ「・・・・うん・・・・・」

 

 ニケはゆっくりと指切りげんまんの歌を歌います。

ネモ「ちょ ちょ ちょ ちょっと長いな、ニケさん!!」

 

 そしてニケは寝る前に、今日あったことを日記に書くと言います 。家に戻った2人はコーヒーを飲みながら日記をつけるとニケ。それを意外だというネモ。

最近 書き始めたという日記は、ネモのことばかり・・・

 

ネモ「 忘れたくないことがあるんだね」

ニケ「・・ そうみたい!

あんまり 過去とか未来とか考えないんだ。 ネモに怒られると思うけど、それこそ明日が絶対来る気があんま しなくて」

 

ネモは怒ります。

 

 ニケ「ごめんて! 今まで! 今までの話!! 今は・・・・」

<いつか ネモと ハワイに行けたらなって>

 

ネモ「本当 頼むよ!? もっと 執着心 持ってよ!?」

ニケ「 はーい」

 ネモ「 適当だな、ニケさんは!」

 

ニケ「ネモの海好きは、どこかの 記憶にしまってあったのかな」

ネモ「 そうかもね」

ニケ「 またそのうち何か思い出すかな」

ネモ「どうかな」

 

ニケ「 ネモは覚えてるの? きっと仲良くしてたよね。 楽しかったのかな・・・」

 

ネモ「・・・・ 僕たちは小学生の時・・・」

 

すると寝てしまう ニケを見て

ネモ「・・ニケさん、僕はニケさんに恩があるんだ」

 

 眠りに落ちる ニケ。

<私 ニケがが思ってるほど お人好しじゃないよ。 日夏莉がもし本当にネモを好きでも、私 譲らないと思うよ。 ネモが誰を好きとかは、また別の話だけど>

 

ネモ「ニケさんには忘れるようなことでも、僕は絶対に忘れない 。ニケさん 僕は、ニケさんに何かあったら必ず ニケさんを助けるよ。 必ず」

 

・・・古い神社の前に1人の少年がしゃがみ・・・・

 「ひかり  今日は 何の話を聞かせてくれる?」

 

 朝になり ニケは目を覚まします。 そして おじいちゃんの遺影に

「おじいちゃん、ネモと合わせてくれてありがとう」

 

 そして朝、みんなで即席の味噌汁を飲みます。 おばあちゃんや順子やさや 日夏莉も嬉しそう。

ネモ「まるで 夕べ、一緒に味噌汁飲んだこと忘れちゃったみたいだな。ニケさん」

 

そうです!ニケは昨日の夜のことを覚えていません。ネモは昨日の約束は覚えてる? と聞くと

 

ニケ「 覚えてるよ。 死ぬって言わない。 あと ネモに心配かけない!」

ネモ<・・何だ? 霊障 か・・・?>

 

そして ニケは 福ちゃんを起こして、ネモの家を出ます 。

ネ、モはみんなの霊とともに2人を見送ります。 やはり 日夏莉はニケと福ちゃんをくっつけたい 様子。

 

さや「 ニケ、 あいつ いいやつだよな。あいつに会ってから めし、鬼うまいんだけど」

順子「確かに〜」 さや「ちょっと怖いけど」

 

日夏莉「ニケちゃんは守りが強いから。ね」

 

 ニケの手をつなごうとする福ちゃんですが、 ニケは きっぱりと断ります。

 

 実質は3人ですが、賑やかなお泊りが終わり 朝を迎えました。 ネモには小さい頃、ニケに助けられた様子。 これからも ニケとネモを取り巻く 霊たちからも目が離せません! 次回もお楽しみに 〜

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