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咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」27話 別マ 5月号2023 あらすじ・ネタバレ・考察・感想

咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」27話 別マ 5月号2023 あらすじ・ネタバレ・考察・感想

「もし 葉月ちゃんが 届かない存在じゃないとしたら」

 

 陽希「葉月がどうとか関係ない。 藤ヶ谷と会って 藤ヶ谷を知って 今のこの気持ちになったんだ。 だから今言った俺の気持ちは変わんないよ。 葉月のことはもう何でもない」

咲< じゃあなんで 今も 葉月ちゃんにあんな態度とるの?>

 

陽希「ないものの証明なんて どう やればいいの?!だったらその方法を教えてよ」

 思わず詰め寄る陽希に、咲は涙ぐみます。

 

 するとそこに兄の亮介が通りかかったのです。 そして、亮介が 咲を送っていくことに。

 その時陽希は、言いすぎてしまったと思います。

 

 家に帰ると亮介から

「相手が怯えるくらい圧かけてどうするんだよ。 次からは 引き際 考えな」と言われてしまい・・

 陽希<でも じゃあなんでなんで泣いたんだ 。泣いたってことは 藤ヶ谷も俺と同じ気持ちってことじゃないの ?なのになんで今更 葉月のことなんだ>

 

そんなことを美斗士に相談します。

陽希「 そんな ありえないこと言われたって、納得いかないだろ」

美斗士「 絶対ないとは言い切れんかもね 。今も引きずってるダサい自分に気づきたくないとかさ。 自尊心保つために本能で隠蔽 みたいな?例えばだけどね」

 

 全然 ピンと来ないという陽希に

美斗士「 それ踏まえて 会ってみりゃいいじゃん。 葉月ちゃんと会って確認してみれば。 話はそれからじゃね?」

 

陽希「ないってわかってるもの 確かめに行ってもしょーがない」

美斗士「 その頑ななところが 藤ヶ谷も引っかかってんだろうねぇ」

 

 咲は 葉月に呼び出されます。 陽希のことで聞きたいことがあるというのです。

葉月は自分から連絡をしても、全然返してくれないと言います。 咲に迷惑をかけたことをまだ怒っているのかな? と思い・・ 咲に何か聞けばわかるかと思ったと言います。

 

 それは自分もわからない・・と答える咲。

 

 陽くんは 優しいし、 昔から何をやっても許されていた気がする・・ 思い返すと 無神経なこともいっぱいして調子に乗っていた ・・陽くんは 多分私のこと好きなんだろうって思ってたから・・そう話す葉月。

 

 咲は ドキッとします。

 葉月「陽くんが今は 私を好きじゃなくても。もう一度好きになってもらいたい」

 

咲<やっぱり 葉月ちゃん 陽希のこと好きに・・>

葉月「だから 私に協力してくれないかな?」

 

 図書室でことのと勉強をしながら、咲は琴乃に話を聞いてもらいます。 咲はもちろん「 自力で頑張った方がいい 」と断ったのです。

 

 琴乃は「 葉月ちゃんのその行動は、咲への探りと 牽制の意味もあったんじゃないか」というのです。

<牽制 なんてしなくても 葉月ちゃんの気持ちを知ったら、 陽希の心は一瞬で持っていかれちゃう・・>と思う咲。

 

すると勉強中の2人のもとへ、美斗士と陽希がやってきたのです 。あれから話をしていないし 気まずい咲。

 

そんな咲に 陽希も気がつき、 違う席へ行こうとしますが・・・ 美斗士は琴乃に話しかけます 。

話しかけられた琴乃は 急に席を立ち「 もう終わろう」と片付けを始めるのです。 柵は気を使ってくれたのだと思いましたが ・・・なんだか 琴乃の様子がおかしいのです。

 

 家に帰ってから咲は、陽希にもらった大事な消しゴムがないことに気がつきます 。

次の日も朝早くから図書室に行き、消しゴムを探そうとしますが。 そんな姿を井竜に見られ・・井竜は咲を追いかけ、 一緒に探し物をしてくれると言います。でもそれは陽希からもらった消しゴムで・・

 

 井竜は、自分は行動でわかってもらうつもりだから・・

「好きになってもらえるなら、俺 見境ないから。だから探す」

 そんなことを言ってもらいますが ・・やっぱり落ちていないみたいだからもういいよ と、 すぐ 切り上げようとする咲。

 

井竜「 まさかその消しゴムって 桜弟がらみ?」

 うまくごまかせない咲。

 

井竜「 おし 絶対探さない 。手放してみたら案外ただの執着だったって気づくかもしれないし」

咲「 そうかもね」

一度は図書室を出て、教室に向かいますが・・・

 

 それでも 咲は図書室をを探すのです。 

そんな咲に

「もしかしてこれ 探してる?」 そう言って差し出してくれた、陽希の手には・・・あの大切な消しゴムが。

 

陽希「昨日 ここに落ちてるの見つけた」

咲「あ  あった。ありがとう・・」

 

陽希「 てか これ俺があげたやつじゃん」

 

咲が消しゴムを取ろうと・・陽希は強く握り渡そうとしません。 そして 咲の腕を掴み、引き寄せ  抱きしめるのです 。

 

陽希の気持ちはついに溢れてしまっているようですが・・ やっぱり咲には 葉月のことが 引っかかるようです 。陽希には自分の気持ちに向き合うしか方法はないような・・そのためにはまず、葉月と会うことでしょうね〜次回も目が離せません!

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