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素敵な彼氏 ネタバレ 55話(別マ11月号2020)最新話・最終回・あらすじ・ 感想・考察(河原和音作品)

素敵な彼氏 ネタバレ 55話(別マ11月号2020)最新話・最終回・あらすじ・ 感想・考察(河原和音作品)

<カウントダウンは毎年来て でも毎回違ってる>

ののかも桐山くんも今年大学を卒業して、就職社会人1年生。

 

ののか<桐山くんは何か作って売る会社の営業的な何かをやっているらしく 私は事務職なんだけど>

ののかの配属された支店は、女子が一人もいないと言います。

新歓の飲み会があるとののかから聞いた桐山くん。飲み会の帰り道にさらりとののかの前に現れたり・・

 

ののか<あんまり変わらないけど・・桐山くんちょっと大人っぽくなったかな。

何で何年たっても好きなのかな 私よっぽど好きなんだなー桐山くんのこと>

 

さすがに会社は離れ離れになった二人ですが、ののかには最近気になることがあります。なんだか桐山くんから、不穏な気配を感じるのです。

 

それはそもそも一か月ほど前・・会社から外にお使いを頼まれた時に街で偶然に桐山くんに出会ったのです。その時の桐山くんの表情が何かを隠しているような・・

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このことをエリハがとゆいに相談したののか。

 

エリハからは浮気だと言われ・・ゆいからは桐山くんが全部悪いと言われ・・友情を感じましたが解決はしなかったのです。

 

そんなカウントダウンの当日。ふたりからもたくさん、ののかに LINE が届きます。

ののかと桐山くんはカウントダウンへ向かう前に、ご飯を食べに行きます。とっても美味しいと喜ぶののか。

 

桐山「今日・・泊まりてぇなー・・お互い実家だしな」

ののか<そういうことか!!もしかして・・不満だったり・・>

 

桐山「ははは めっちゃ実家だとお金貯まるような。使わねーから」

ののか<そうでもなさそう。

桐山くんとずっと一緒にいるけど。桐山くんの大事なこと言わない性格、変わってない気がするんだよね>

 

するとご飯の最中に、桐山くんの携帯に会社から連絡が入ります。なんと大晦日なのに会社でトラブルがあり、会社に行かなければならなくなったというのです。

 

ののか「仕事だから仕方ないよ。全然大丈夫。先にカップルシート行ってるね」

<えー!!桐山くんの会社ひどーい!!>

 

ののかは先に一人でカウントダウン会場に。カウントダウンも毎年進化していて、テンションが上がります。

写真をパチパチと撮り、桐山くんに送りますが・・・既読がつきません。

 

ののか<これ・・仕事・・終わらないとかありえるいや見れるでしょ!!なんだかんだ言って6年以上に見れてたし!!今年も見れるんじゃないかな・・でも・・

カウントダウンは毎年来て でも毎回違ってる。今は忙しくて会えなくなったり 知らない時間が増えたり 言えないことがたまったり してる。

カップルシートに一人って なかなか孤独・・!!>

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そこに桐山くんから電話が。

「いやーうちの会社ブラックかもしれないな。ごめんなののか。カウントダウン大事なのに」

ののか「・・もしかしてこれないの?」

 

桐山「ははは カウントダウン彼氏と一緒に見るのは、ののかの夢だから。一緒に見れないんじゃ、ののかの彼氏にはふさわしくねーな」

 

桐山くんのいろんな笑顔を思い出しながら

ののか「カウントダウンは夢だけど!!一緒に見たいけど!!いいの!!見れなくても!!カウントダウンは一緒に見れる彼氏じゃなくて、桐山くんがいいの!!だから気にしないで !!」

 

<カウントダウンは毎年来て でも毎回違ってる。私と桐山くんもう少しずつ変わっていくけど、桐山くんがいいんだよ。

忙しくても 知らない時間が増えても 一緒にカウントダウンが見れなくても。

逆に私がめっちゃ支えたいし頑張る!!しこれからだって 絶対大変なこといっぱいあるに決まってるし。こんなもんじゃないし 絶対。でもずっと一緒にいたいから桐山くんと>

 

桐山「ののかはそう言うと思ってたなー」

桐山くんがののかを後ろから抱きしめ、ののかの顔を覗き込みます。カウントダウンには間に合ったのです。

桐山くんは聞きたかったから、こんなことを言ったというのです。

 

ののか<でも一緒に見られなくても 桐山くんがいいけど。見れた方がいいよね>

「桐山くん・・私 来年も再来年もこの先ずっと 桐山くんとカウントダウンみたいな。一生 一緒に見たい」

 

桐山くんはふと、目をそらすのです。

「それは俺が今日 ののかに言おうと思ってたのに・・」

 

ののか「えっそうなの?」

桐山くんはののかに指輪を渡すのです。きちんとジュエリーボックスに入ったその指輪は・・

 

ののか「くれるの?なんで?うれしい!!高そうだね・・ありがとう。すごく嬉しい。つけちゃおかな!!さっそく!!」

<これ綺麗だなーイルミネーションみたいな指輪じゃない?

もしかして桐山くん、これくれるのを隠してたのかな?!そんな気してきた。なーんだ!心配したけど私の早とちりだったんじゃん!!>

 

桐山「ののかさ 指輪が一個増えたくらいに思ってね?

プロポーズしてるんだけど 一応」

 

ののかはあまりの衝撃に、指輪を落としてしまいます。二人で拾い、顔を見合わせると・・そこにはカメラが・・今年はカップルをカメラで写すようです。

 

ちょうどプロポーズ直後の二人が、会場のスクリーンに映ります。

 

<一緒にいたら楽しいとか 時々わーって幸せだとか 私この人が好きだとか 生まれて溢れる。

世界中に溢れて そしてきらめいて また誰かの心 にうまれる>

 

Happy new year

新しく年が明け・・ふたりはキスをします。

 

—-おわり——

 

ついにお最終回を迎えてしまいました!!大学生活を飛ばして、まさかの社会人を迎えるとは・・しかもめでたくプロポーズ!!終わってしまうのはさみしいですが・・次回の河原先生の作品も楽しみです!!

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