スミカスミレ ネタバレ 番外編 真白くん編(ココハナ2018年5月号)感想考察
ついに最終回を迎えた「スミカスミレ」ですが、今月はなんと!番外編で登場です!
今回は・・真白くんと千明の恋のはじまり・・
引っ越しの準備をしている千明と真白くん。懐かしい思い出のバットが出てきました。
わたしの名前は由ノ郷千明。彼とわたしの話を少しだけ・・
すみれと黎の結婚式の帰り道、真白と千明は駅で偶然に出会います。「いい式だったね」と二人で話しだし
千明「すみれに聞いたよ。今までのこと 全部話してくれた。ため込んでることがあるんなら、私聞くけど」
真白は少し間を置きながらも、ふたりは飲みにいくことに。飲むペースが早い真白のことが気になる千明ですが
真白「・・オレさ、すみれに病気から助けてもらった時から ずっと恩返ししなきゃって思ってたけど・・。でももういいや今日すげー幸せそうなとこ見れたから」
真白は本当に嬉しそうに、ほほえみました。そして、千明に「うまくいってんの?」と尋ねます。
千明「私はもう、ずっと長い間一人だから。真白たちがすごいんだよ。そうやって長い間一人の人を、大切に思えるなんて。なんだか憧れるよ」
真白は酔い潰れたように見えましたが「だいじょーぶ。ありがとな、由ノ郷」千明にほほえむのです。
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次の日の朝。
真白のあの笑顔で、目が覚めた千明。
千明<長い付き合いだし。友達だし、親友の元カレだし。ハードル高いから>
仕事では、撮影中の空気を読み、写真家の先生に休憩を提案する千明。が、そこで居眠りをしていた先輩が「先輩の立場、ねえだろ。先に言うなよ」と千明に逆ギレをしてきたのです。
イラッとする千明に、1件の LINE が。それは真白からでした。
美味しそうなカレー屋さんを発見したので、。一緒に行くことになった二人
激辛好きの二人は、汗をかきながらとっても美味しそうに食べます。
千明は今日の仕事の出来事を、真白に話をしました。
真白「由ノ郷の気配り半端ないもんな。上司とかクライアントに信用してもらえてるなら、そっから先は多分先輩本人の問題で、由ノ郷が気にすることじゃないよ」
千明「・・すごい見てきたみたい。さすが先生だね、真白」
そこで真白の携帯に、生徒から電話がかかってきました。急いで出かけなきゃいけないという真白に
千明「だいじょーぶ。いってらっしゃい」
そう手を振る千明に、真白はドキンとしてしまいます。
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真白のクラスの登校拒否の生徒が戻ってきたのです。周りの先生達にも評価が高い真白。しかし、それを妬む先生達もいるようです。
「1日来たぐらいでねぇ。どうせまた来なくなるかもしれんのに。あんまり熱血されると困るんだよね 。我々がサボってると思われるんだから」
聞こえるように言われているのは、真白も分かっています。
生徒に「さよなら~」と手を振り、笑顔で返す真白。小さなため息を一つ吐き、思い出したのは千明の笑顔でした。
すると・・そこで千明から LINE が。今度は唐辛子専門店を発見したとのこと。
二人で「からいっ」と言いながらも、結構やみつきになるね~と食が進みます。
千明「・・で、なんで今日はちょっと元気ないの?」
真白「え・・よくわかるなー。いや、まあ たいしたことじゃないんだ。俺みたいな教員はちょっと浮いてんのかな」
千明「・・そうなの?私が真白の生徒だったら、毎日楽しみで行くけどね。学校」
真白「・・いや・・嬉しいこと言ってくれるなって・・
千明「別に そんな・・」
真白「明日からまた がんばれるよ、ありがとな」
その真白の笑顔に、千明は真っ赤になってしまいまし。た急いでスープを一口ゴクリ。しかし、とっても辛い様子(笑)
ご飯を食べ終わって歩く二人。<このまま帰るの、なごり惜しいな・・>
千明がそう思い、見上げた視線の先にバッティングセンターがありました 。
たまにくるという千明。真白を誘ってみると・・「いいね!じゃあ、もうひと汗かくか」
真白が打ち込むと・・なんとホームランに大当たり!
「真白もやるじゃん」
今度は千明がホームラン!
「やべぇ、負けらんねえ」真白と千明も、汗をかきながらとっても楽しそう。
そして受付からは「おめでとうございます。こちら、ホームランカップル賞です」とバットを1本もらったのです。
こんなバットを持って、電車乗れるかな~でも久々スッキリした~私も~と話をするふたり。少しの沈黙の後
「あのさ」
お互い「どうぞどうぞ」と遠慮しますが
「私たち 俺たち つきあわない?」
二人が同時に、出た言葉でした。「また かぶった~」
真白「・・いや由ノ郷といると、楽しくてホッとするなって」
千明「・・私もっ。真白といると、いつもより素直になれるんだ。
ちょっと待って。こんなこと言ったことないから、恥ずかしくなってきた」
真白「じゃあ よろしく 由ノ郷」
真白は笑顔で手を差し出し、千明も真っ赤になりながら「もよろしくお願いします」と手を繋ぐのです。
そんなことを思い出させてくれた、1本のバット。
千明「鮮明に思い出したら、めちゃくちゃ恥ずかしくなってきた」
千明は部屋の隅で、座り込んでしまいますが
真白「千明 引っ越し屋さん来たよ」
私の名前は由ノ郷千明。もうすぐ、結婚生活が始まります。
——-おわり——-
スミカスミレ11巻(完)6月発売予定です!!
今回の番外編は、きっと真白くんの話だろうな~と思っていましたが・・その通りでしたね。とっても爽やかなふたりは、お似合いのカップルだと思います。きっとすみれも嬉しかったと思いますよ~
今後のすみれと黎の家族の、番外編も出たらうれしいな~と思います。