「乙女椿は笑わない」ネタバレ21話 高橋みつば(ココハナ2月号2021)あらすじ・感想・考察

「乙女椿は笑わない」ネタバレ21話 高橋みつば(ココハナ2月号2021)あらすじ・感想・考察

椿「高澤さん!こんなところでお酒飲んでるの?夜の公園に一人で変な人に絡まれたらどうするの」

椿は心配して探しに来たのです。

 

志帆「・・何。もしかして心配して探しに来たの・・・?いい人ぶって?」

椿「ジョギングです」

 

志帆はこんなところに座ってないで帰れば?・・・といいますが。椿は横のブランコに座ります。そうすると志帆が「・・・おせっかい!」と言って足で砂をかけてくるのです。それに対し椿も砂を掛け返します。

 

志帆「ありえないっ。あんたのどこが思いやりがあるのよ!ただの意地の悪い女でしょ?」

椿「はあ。意地が悪いのはそっちでしょ?なんでもかんでも突っかかってきて!」

 

志帆「そっちが何でも出来るいい女ぶるからでしょ。言っとくけど階段の隅、埃溜まってたから」

椿「気がついたなら掃除機かけてくれたらいいでしょう」

 

志帆「掃除機どこにあるかわからないし」

椿「押入れだよ!」

志帆「人の押入れ勝手には開けられないし」

 

椿「・・そりゃそうだわ。私も開けないわ」

 

二人はどんどんと言い合います。そして椿は志帆の買ってきていたビールを勝手に開け、ゴクゴクと飲み始めます。

椿「私ご飯作ってるし、これくらいいいでしょ」

 

帰り道の志帆はもうヨレヨレで、椿に 助けてもらいながら帰ります。

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そして志保は高澤建設が倒産した時の、周りの友達の反応を思い出すのです。

志帆<友人だと思っていたの人たちの反応は大体同じだった。

自分のいる階層から落ちたら、その人の悪口言っていいんだ。悪く思ってるなら、思った瞬間本人に言いなよ!>

 

「絶対絶対あいつらより幸せになってやる!あいつらよりいい人と結婚して幸せになって。あれ私より下だと思っていたのに、うちの夫よりスペック高い男と結婚してるって。顔ひきつるとこ絶対絶対見てやる!」

 

椿「・・ふーん・・・叶うんじゃない・・?」

志帆「ちょっと適当に言わないでよ」

椿「だって志保さんってめげないから。そのままでいいんじゃない」

 

それから二人には友情のものが芽生え、志帆がご飯を作った味噌汁を椿が味見するというような関係になったのです。

 

それからしばらくして志帆は、寮のある就職先が決まったので出て行くことになりました。

 

志帆「色々お世話になりました。ありがとう」

椿「うん、またいつでも泊まりに来なよ」

 

志帆「斗真さんのことさちょっといいなと思ってたけど。全然見込みなさそうだからやめとくわ」

思わず黙ってしまう椿。

 

志帆「あのさ、聞いていい?どうして私のこと泊めようと思ったの?」

椿「父ならきっと同じことしたから。困った人をほっとかなかったと思う。

そして志帆は笑顔で手を振り、旅立っていきました。

<私行き場のなかった志帆を、母と重ねてたのかな>

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そして椿は竹子さんに、葛城家に呼ばれます。到着すると・・・そこには斗真と湊ともいるではありませんか!急に3人とも呼び出されたのです。

 

話は4月に26歳を迎えた、椿への誕生日プレゼントの話になります。何もいらないと言う椿に

 

竹子「孫が26歳にもなるなら、歳をとるはずだわ・・私もいつどうなるかわからないから、早くひ孫の顔が見たい・・」

椿<怖・・何その悲壮感芝居>

 

竹子「それであなたたちどちらか、椿を笑わせることは出来たの?」

斗真「出来ました。俺じゃなくてスナネコの赤ちゃんが」

 

竹子「面白いこと!じゃあ椿はネコと結婚するのかしら。ともかく私はいつまでも若くないから、3人でよく話し合ってちょうだいね」

 

椿<どうしよう・・・これはずっと後回しにしていたことを、ちゃんと話さないといけないタイミングなのでは・・・>

 

椿「えっと 私は最初から入っている通り、葛城を継ぐ気もないし。今は文房具売り場で働いてますけど、将来的には居酒屋サスケを再オープンしたいと思っています!」

<あ・・・違う?こういうことじゃない?>

 

湊「それは知ってますよ。あなたは葛城を継がなくていいです。

跡継ぎの全ての責務は私が果たします。

あなたがやりたいことがあるなら、叶うよう全面的に協力します

あなたは私と結婚してくれればそれでいい」

 

椿<え・・・湊さん 今・・・>

 

そう言って湊は椿の手を握ります。思わずドキッとしてしまう椿。

 

湊「・・・椿さん 私はあなたが」

 

そこに斗真が、手を重ねてきます。

椿<待って・・・何この状況・・・>

 

湊「おい。俺の手を握ってるぞ」

斗真「じゃあ、湊がはなせば」

 

湊「俺がはなしたら、お前が椿さんの手を握るだろ」

3人の手がギュッと握り合うことに。椿の胸もドキドキが高まります。

 

斗真「俺も椿さんのことが好きだ」

湊「まあそうだろうな。見てればわかるわ」

 

斗真「葛城は湊が継げばいい。俺は椿さんと結婚して湊をサポートしていきたい」

 

椿どうしていいか分からず、立ち上がり思わず尻もちをついてしまいます。

 

椿「いやもう 無理っ。二人とも言いたいことだけ言って・・付き合ってもないのにいきなり結婚とか言われても無理だから!

それに私10年彼氏いないから、どうやって付き合えば・・・っ

・・・って待って。今 これじゃないっ」

 

椿は真っ赤になってしまい、黙り込んでしまいました。

「今日は帰ります」そう言って椿は葛城家をから帰ることに。

 

湊「・・・もう少し時間をかけるつもりだったのに」

斗真「譲る気ないから」

 

どうしよう・・と動揺しながら葛城家の中を歩く椿。そこで金髪の髪にした匠海を見かけます。話しかけますが・・・以前と雰囲気が全く違うように感じます。

 

すると見たこともないところから、出入り口の扉が・・

椿「こんなところに出入り口があるんだね」

 

匠海「あんたに関係ないだろ。俺には構わないでよ」

そう言ってその出入り口の鍵を開け、外へと出かける匠海。そんな匠海を心配そうに、椿が見送ります。

 

今まで後回しにしていた結婚への問題を・・・ついに竹子さんに仕組まれました!自分の気持ちとも向き合わなければならなくなった椿。まだなかなか整理はできないようですが・・・匠海の変貌ぶりも気になります!次回もお楽しみに ~

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