「乙女椿は笑わない」ネタバレ31話 高橋みつば（ココハナ3月号2022）あらすじ・感想・考察

「乙女椿は笑わない」ネタバレ31話 高橋みつば（ココハナ3月号2022）あらすじ・感想・考察

トタ　トタ　トタ・・

 

斗真「本当に来た」　湊「シッ」

 

椿は熟睡中。斗真と湊が足音を追いかけます。

 

斗真＜屋敷中走り回ってる・・これは気になって眠れなくなるな・・ゆりこさんは今まで気がつかなかったのか・・？それとも洋館の方までは聞こえないのか＞

 

湊「正体を突き止めるぞ」

 

ふたりは暗い廊下へと飛び出します。すると・・・人影はそれに気付き、急いで引き返します。なんとキッチンの窓から逃げたのです。

 

斗真＜逃げたということは、葛城の中の誰かなのか・・＞そう思っていると、窓の外にかんざしが落ちていたのです。そう、これは・・・はメイドの彩芽さんのものです。

彩芽は夜中に部屋に帰り、メイドの雅に「何時だと思っているの」と言われるのです。

 

すると、彩芽はにやりと笑い

「雅さん、私知ってるのよ。坊ちゃん達と椿さんのことを週刊誌にリークしたの、雅さんだって。

ううん。正確には竹子様。雅さんは倉田さんに頼まれて、坊っちゃん達の情報を流して小遣い稼ぎしていた」

 

雅「どこからそれを・・・」

 

彩芽「このこと湊さんと斗真さんに教えたら、さすがに雅さんここで働けなくなるよねぇ。

ねえ雅さん、お金のためなら何でもするんでしょう？だったら私の言うことも聞いてよ」

 

そして朝。椿はすっきりと目が覚めます。あんな状態でいくら安心していたからとは言え、熟睡していたなんて・・・と恥ずかしくなってしまいました。

 

椿は出勤前の斗真に、寝てしまったことを謝ります。そして、実はあれは霊なんかじゃなかったと聞いたのです。

 

斗真「もう出てこないと思うけど、椿さん一応身の回りには注意してね」

透真の表情に、何か隠し事をしているのかな？と感じる椿。

 

出勤してきた雅と彩芽に挨拶をされ、椿は彩芽に昨日のことを謝ります。

彩芽「私の方こそ　説明すべきところを申し訳ありませんでした」

 

そんな会話を聞きながら、雅は昨夜の彩芽に言われたことを思い出します。

 

雅「・・・私のいう事って何よ」

彩芽「そうね。じゃあ手始めに椿さんのティーセット。あれ割って」

 

雅「湊さんからもらったっていうあのティーセット？・・・・何のためにそんなこと」

彩芽「いいから割ってよ！」

 

 

目の前にはそのティーセットが・・椿が百合子にもっていこうとしていたのです。彩芽が雅に視線を送り、雅が運ぼうと持ち上げると・・

 

椿「あ！ちょっと待って、雅さん。茶葉を蒸らしているから・・」

 

すると、雅は足をつってしまいます。大切なティーセットを持ったまま・・

雅＜悪事を働こうとしたから、バチが当たったのー？＞　ピッキーーン　

 

雅はふらつき、食器棚に激突。棚の中からワイングラスがいくつか落ちてきました。それを椿が庇ってくれたのです。

 

椿「大丈夫？」

真っ赤になり、恥ずかしくなってしまう雅。

彩芽は雅に、結局ティーセットも割れずにどんくさいことを非難します。

雅「悪いけど　もう協力しない。言えば、坊ちゃんたちに。でもこっちには倉田さんがついてるから。」

彩芽「・・・・・・」

 

雅「・・・・彩芽さん、こんなことする人だった？いったい何がしたいの？」

彩芽「椿さんを　ここから追い出したいの！」

 

椿は焼いたクッキーを持って、匠海のもとへ。最近、斗真と湊がふたりでコソコソしていると話を聞き・・・帰り道に、ちょうどふたりを見かけます。

 

なんと！仕事帰りの彩芽を尾行するところ・・・椿も合流して3人で動くことに。車中で、もしかすると・・あの足音は彩芽かもしれないと聞かされる椿。

 

斗真も、彩芽は百合子さんが一番、信頼しているメイド。なぜそんな嫌がらせをするのか分からないと・・・経歴もおかしなことがなく、休みの日に探ってみようと言うことになったと言います。

 

彩芽はタクシーを降り、老舗のホテルに入って行きました。

ホテルに入ると彩芽は周りをキョロキョロと確認し、女子トイレに入って行きました。そこからなかなか戻って来ないので、椿が少し様子を見に行こうかな・・なんて話していると。

全く別人のように変身した彩芽が出てきたのです。

髪の毛を下ろし、ピタッとしたワンピースを着て化粧も濃いめの彩芽。そしてエレベーターに乗り込もうとします。

 

何階で降りるかわからないので、湊が帽子を深く被り大人数の中に乗り込むことに。

そして17階のラウンジバーで、彩芽は一人で飲み始めました。

 

湊が17階で監視し、斗真たちとのやり取りは全て LINE で行なっています。

すると彩芽のもとにやってきた一人の男性。なんと・・・敦彦だったのです！斗真に連絡する手元も震えてしまう湊。

 

斗真「ラウンジの近くで待機してる。そっちに動きない？」

 

湊「このホテルのスイートルームは何階だ」

 

斗真「15階」

 

湊は震える手元で

「15階で待機。連れの男の動画を撮れ」

 

斗真と椿はここで、彩芽が男の人と会っていることを知らされます。

 

なんと！彩芽の相手が敦彦だったとは・・・湊の実の父であり、百合子さんの夫である敦彦。なんだか悪い予感しかしません！！来月はお休みで、続きは5月号に掲載予定です ！！

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