ちはやふる ネタバレ 178首(ビーラブBELOVE6号2017年3月1日発売)感想考察

ちはやふる ネタバレ 178首(ビーラブBELOVE6号2017年3月1日発売)感想考察

前回、札のアイコンたちの声がが聞こえなくなった詩暢ちゃん・・・・。

詩暢ちゃんママ「詩暢ー。何してんのー?」

詩暢ママが来て、テレビ局の人と話している。

次の企画について楽しそうに相談している詩暢ちゃんママ。

一方、詩暢ちゃんはそれどころではありまん!

その戸惑いとは裏腹にどんどん話が違うところで膨らんでいっています・・・。

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9月、新学期がはじまりです。

成績が上がるどころか、下がっている状況に千早は愕然とします(笑)

みちるちゃんもすごい形相です(笑)クラス全体の雰囲気がかなり悪い雰囲気です(笑)

 

電車の帰り道。千早が完全に抜け殻に(笑)

英語を覚えようとしますが、すぐに忘れる千早。

ふと、かなちゃんから借りた「英語でよむ万葉集」の本が目に入り手に取ります。

かなちゃんが34ページと言っていたのを思い出し開いてみます。

「たご」の歌が。

千早「”たご”を訳すとこうなるんだ・・・」

 

すると、人影が・・・

「へえー、おもしろい。」

そう言って覗き込んできたのは、何と周防名人です。

また秀樹眼鏡をかけています(笑)

周防「受験生さん、君の得意な”ちは”はどう訳す?」

周防「『唐紅』はred?んー・・・、crimsonかな・・・?」

千早「訳せない・・・。ただの景色をうたう歌になっちゃう・・・。」

そうつぶやいた千早の横に周防さんが座り語り始めます。

周防「ぼくは常々、ちはやぶるの一首は大げさなんじゃないかと思ってるんですよ。」

周防「いくら美しくても紅葉は毎年のこと。それなのに『神代もきかず』とは・・・。」

周防「どんだけなにを知ってんだよ?業平!このリア充めと思うわけで・・・。」

その時、周防さんの携帯が鳴ります。知らない電話番号です。

周防さんは出ないみたいです。

千早「出ないんですか?」

周防「きみは出るのか?知らない番号に。」

そうこうしているうちに、留守電になってしまいます。

再生してみると「はぁー。」溜息がだけが入っており、すぐに切れています。

それを聞いた周防さんと千早は顔を見合わせて、急いで電車を降ります。

千早「詩暢ちゃんだっ!」

あれだけでわかる2人に驚きです(笑)

かけ直すも詩暢ちゃんは出ません。

新しく買った携帯で電話したようです。

千早が普段から電話が来るか周防さんに聞きますが、

こちらからは家にかけるけど全然出てくれないとのこと。

かけてくれたのは初めてのようです。

出なかったことに後悔して涙でひれ伏す周防さん(笑)

普段がんばって電話していたらそうなりますよね(笑)

 

すると・・・

千早は、なけなしのお金を財布から取り出しものすごい顔で、

千早「周防さん、このお金私の全財産で・・・。もちろん足りないんですけど、京都に行ってくれませんか?」

 

周防「は?え?そんな事態?」

千早「だって・・・普通のことなんですか?詩暢ちゃんが周防さんに電話かけてくるのは普通のことなんですか?」

でも、千早にお金を返し、周防さんは仕事に遅れるからと、その場を去って行くのでした。

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詩暢ちゃん<どうかしとるわ!周防さんなんぞに電話して・・・。>

座敷で札を並べて練習をしている詩暢ちゃん。

 

空札が続きます・・・・

 

「詩暢ちゃん」

入ってきたのは伊勢先生です。

伊勢先生「この間はすまんかったな。せっかく来てくれたのにおらんで。これ忘れ物や。」

伊勢先生「読んでくれたんやな。たくさん線引いてくれてありがとう。」

詩暢ちゃん「意味わからんとこばっかりやったし・・・。」

詩暢ちゃん「先生!うちもう明星会には行かへんで。もっとレベルの高い練習してはるかと思ったのに。」

詩暢ちゃん「あの程度!?クイーンを倒したいと思ってやってる子はおらんかった。」

詩暢ちゃん「厳しくしたら続かん子も多くてな・・・。かるたの楽しみ方も人それぞれや。」

伊勢先生「・・・・歳とらはりましたなあ・・・先生。」

詩暢ちゃん「うちには、かるたを楽しむより強くなる道しか選ばせてくれへんかったのに。」

 

実は詩暢ちゃんから周りの同年代の子をわざと遠ざけたのは伊勢先生だったのです。

詩暢ちゃんは一人で強くなれるのを見抜いて一人にさせたのでした!

 

詩暢ちゃん<いつも、いつもや!うちは変われん。いつもここに戻ってくる・・・。>

一人さみしく部屋にいる詩暢ちゃんです・・・・。

 

伊勢先生「以前読んだ本にあったよ。『百人一首は高い山みたいなもの』。」

伊勢先生「『千メートルの山に登ると下におるときは見えへんかった、二千メートルの山が見える!二千メートルの山に登ってみると三千メートルの山が見える』。」

伊勢先生「競技かるたも同じや!みんながみんな登れるわけやない!」

伊勢先生「でも、詩暢ちゃんは挑める子やと思うた。わしの言葉にわからんところがあるのなら、まだ詩暢ちゃんは登り切ってないってことや!」

詩暢ちゃん「また強うなれって話か?うちはクイーンやで!これ以上の強さが!?」

伊勢先生「綿谷新くんにも負け続けて、周防くんとも戦ったことがないのに最強のつもりか?」

伊勢先生「強い言葉使ってすまんかった。帰るわ。」

本を置いて出ていく伊勢先生でした。

 

しばらく時間がたったようで、まだ練習している詩暢ちゃんですが、

うつむき、様子がおかしいようです。

詩暢ちゃんママは声をかけます。

詩暢ちゃんママ「お母さん!あんたのことほんまよーわからんわ!かるたできたらええんやないか?」

詩暢ちゃんママ「それで幸せなんやないんか?」

すると、

ピンポーン

の音が。また来客です。

詩暢ちゃんママ「ああもう!だれやいま時分?だれ・・・?」

玄関に現れたのは・・周防さん。汗だくです!

周防「・・・えっと、あの・・・電話した?何かあった?」

周防さんの手首をグイッとつかみ、走りだす詩暢ちゃん。

詩暢ちゃん<もう走らん!もう走らんて思うたのに!>

どこに行くのかと思えば、

詩暢ちゃんが周防さんを連れてきたのは明星会です!

詩暢ちゃん「伊勢先生!これから名人とかるた取るわ!勝ったら認めてや!うちこそ最強やって!」

 

周防さん<えええ>

戸惑う周防さんを無視して札を並べようとする詩暢ちゃん。

その時、ずいっと周防さんを押しのけて座ってくる眼鏡の女の子!

伊勢先生「こころちゃん!?」

伊勢先生「何してんの小学生はもう帰んなさい!」

こころちゃん「だってチャンスないかもしれんもん!クイーンもう来んかもしれんもん!」

こころちゃん「クイーン!うちとかるた取って!強い人と試合がしたい!どんだけ強いんか知りたい!」

 

詩暢ちゃん<「強い人と試合がしたい!うちとかるた取って!」>

そのセリフは幼いときに自分が言ったセリフだったのです!こころちゃんと重なったのは幼い自分。

 

すると、詩暢ちゃんが見えなくなったはずの札のアイコンが登場して一言、

札のお姫様「この子、小ちゃいころのあんたみたいやなぁ。」

 

詩暢ちゃん<あのころの自分の前にいまの自分がもし現れたら・・・・>

詩暢ちゃん<(会いたかった、会いたかった、ひとりでさびしかった!どこへ向かっていいかわからへんかった!)>

詩暢ちゃん<まだまだ先にきれいな山があると見せてくれる人がおったら・・・>

 

涙を拭う詩暢ちゃん・・・。

詩暢ちゃん「じゃあ、あんたと取るわ。」

こころちゃん「やったあ!」

大喜びのこころちゃん。

詩暢ちゃん「名人はええわ。もう帰って。」

周防「え!?」

詩暢ちゃんに促されて明星会を出る周防さん。

伊勢先生が周防さんに話しかける。

伊勢先生「ようわからんけどご苦労さまやな。周防くん。」

周防「ハァ・・・」

伊勢先生「名人とクイーンの最高峰の一戦も見てみたかったけどな。」

周防「無邪気なこと言いますね。詩暢ちゃんになにか呪いをかけてたのは、伊勢先生でしょう?」

 

 

最高峰という名の荒野─────

富士山を上から見下ろした絵がかかれています。

確かに頂上だとどこ見ても上見えないですからね^^;

 

帰りの新幹線で千早に電話をかける周防さん。

周防「詩暢ちゃん元気だったよ。」

周防「東日本予選がんばって!詩暢ちゃんと不尽の高嶺(ふじのたかね)で待ってるよ。」

 

今回はここまでです。

泣けました・・・。周防さん鋭い!いいとこありますね!何か嫌いなキャラだったんですが、かなり好きになってしまいました。詩暢ちゃんの歪んだ性格もそういうことがあったんですねー。小さい時の詩暢ちゃんかわいいですよねー、そんな子があんなに泣くなんて・・・、いやー伏線がかなりありますねー。しかも、伊勢先生のかるた感は登ると上が見えると思ってますが、富士山登ったらないですからね・・・そこら辺が食い違ってしまってたんですね・・・。また今後が楽しみです!

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